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by tkc-blog

大前研一氏の人脈作り

今日届いたダイアモンドオンラインの大前研一氏の連載が面白かった。
人脈づくりに関する記事で、「頼むより頼まれる人であれ」というもの。
人脈構築では貸し借りの連続、Give&Takeであり、まずはいかにして相手に役に立てるかということから始める。
そうしないと、相手との関係が続かない、という話だった。

私の場合は、いつからかGive&Giveでいいや、と考えるようになった。
そもそも、人間関係が、Give&Takeの視点で考えるのは、寂しい(ビジネスに特化して割り切れればよいかもしれないが)。
また、ある時、ふとGive&Takeの視点を持って人を見たとき、あぁ、この人はTake&GiveもしくはTake&Takeの人だな、と見て取れたとき。
悲しくなったりしたのでそういう視点を持つことを基本的にやめた。
みんなに与えるだけ与えてやろう。
もし何か与えられることがあるならば儲けものだな、くらいに思うようになった。


この記事では、人脈構築・維持のために、メールの有効性を言っていた。
相手が忙しいのを前提に、メールで簡潔にやり取りすることで維持を図る(①)ことが有効だ。
また、宵越しのメールは持たない、として重要なメールには24時間以内に返信をする(②)ようにしている、という。

②は、実践している人が多いのではないだろうか。
オンラインの状態ならば、上司やキーパーソンからのメールには、基本的に即返信。
時間を必要とするリクエストに関しても、クイックショットをすぐに連絡する。
そういえば、相手へのレスポンス時間量と相手が自分に持つ信頼の大きさとが反比例の関係を持つ、などという話を新卒の就職活動の時に面接で話していたな。
この点は、仕事は溜めない、整理整頓、などの視点から実践している人も多いと思うが。

①は、それほど意識的ではないが、実はしていることかもしれない。
最近あまり連絡してないかも、みたいな人には何か関連する話題を見つけてやり取りをしたりして疎遠になることを避けたりする、とかのレベルでのメンテナンス。
これは結局、相手に役に立てるか、という部分がないとやりようがなかったりする。


と、色々と書いてきたが、人脈構築・維持の基本はおさえつつ。
相手にいかに役に立てるか、という部分を磨くことが人脈拡大のキーであって、近道はない。
ということで、日々ビジネスに勤しむしかないだろう。
by tkc-blog | 2007-12-07 12:03